ガンビア料理店や昭和レトロなパン屋など。人情溢れる名古屋・西区で街のウワサを大調査!(前編)|デラメチャ気になる!
はるな愛と村上佳菜子が東海地方の話題のスポットに出かけ、“気になる”を調査しながら街歩きする番組『デラメチャ気になる!』。1月16日の放送では名古屋で最も古い区の一つである名古屋市西区を巡りながら街のウワサを大調査しました。
看板と商品のギャップが半端ナイ!? 円頓寺商店街にある大人気パン屋さん!
坂が少なく、自転車に優しい名古屋市西区。昨年はイオンモールNagoyaNoritakeGardenもオープンし、『寝転がれるプラネタリウム』や『巨大な本棚がある本屋さん』などSNS映えするスポットもあって大変賑わっています。
そんな名古屋市西区ではるなと村上が最初に訪れたのは、昭和風情が色濃く残る円頓寺商店街。ここには『看板とのギャップがハンパない』とウワサのお店があるようです。一体どんな看板が?と気になりながら二人がウワサのお店を訪れると……?
看板はレトロ感たっぷりなベビー用品店のもの。しかし店内に入るとパンのいい香りが広がっています。
このお店の名前は『芒種』。れっきとしたパン屋さんで、店主の杉江英敏さんによると看板に掲げられたベビー用品店は一切扱っていないとのことです。しかし、看板とお店のギャップにはお客さんも戸惑いを隠しきれないようで、こんな声が上がっていました。
そんな『芒種』は朝から行列が出来るほどの人気のパン屋さん。天然酵母と国産小麦に こだわったおよそ20種類のパンは、もう数えきれないほど来てる、今までで1番おいしい!」とお客さんを虜にするほどの美味しさです。
その中でも一番人気のパンが『クリームパン』。レトロ感あふれる定番中の定番なパンですが、これだけを求め円頓寺商店街にやってくる人も多いんだそうです。
一番人気のクリームパンを村上が早速試食。すると……。
たっぷり入ったもっちりクリームがパンと絡み合い、思わず村上が「グー!」を出すほど。人気の理由、頷けます。22歳から12年間円頓寺界隈の喫茶店に勤めていた杉江さんは、パン職人の道を志し9年前に独立。その後犬山でパン屋さんを営業していましたが、去年3月に円頓寺商店街にあるこの場所にお店をオープンしました。
犬山にいた頃はフランスパンやカンパーニュなどのハード系のパンをメインとしていたそうですが、円頓寺に来てはじめてクリームパンをラインナップに加えたそうです。その理由は円頓寺という場所の特性。「客層が上の方がいたり小さい子がいたりでソフトなパンを焼こうと思った」「レトロな商店街なのでクラシックな形にした」と杉江さんは話します。その想いは看板にも。昔ながらの商店街の古い雰囲気を残したいとのことでレトロな看板をあえてそのまま残したんだそうです。「入ってこればパン屋さんと分かるのであえて看板は変えていない」と話す杉江さん。レトロな看板にもクリームパンにも、円頓寺を愛する杉江さんの思いが込められていました。
日本で唯一!大人気のガンビア料理店!「ジョロフキッチン」
人情の町、西区で続いて検証するのは「日本で1軒しかない料理店があるらしい」というウワサ。二人は早速、西区・中小田井にあるウワサのお店「ジョロフキッチン」にやってきました。
昨年4月にオープンした「ジョロフキッチン」はアフリカ料理のレストラン。実はこのお店のオーナーであるビントゥさんは、村上の大親友であるヤシラさんのお母さんなんだそうです。
アフリカ料理のお店は名古屋にもいくつかありますが、この「ジョロフキッチン」はアフリア料理の中でも「ガンビア料理」をメインに提供する日本唯一のお店。西アフリカにあるガンビア共和国は岐阜県ほどの大きさというアフリカで一番小さな国。豊かな自然と美しい海があり、リゾート地としても人気が高いんだそうです。
ちなみに日本からガンビアに行くにはヨーロッパ経由で18時間、ドバイ・モロッコ経由だとなんと34時間もかかってしまうとのこと!日本からは直行便がないためとにかく遠く、日本人にとっては馴染みのない国になってしまっています。
しかしこの「ジョロフキッチン」なら名古屋駅からたった15分。名古屋にいながら本場ガンビアの料理が楽しめます。「ジョロフキッチン」で楽しめるガンビア料理は「スパイシーで食べたことのない新しい味が楽しい」「日本人にも食べやすい味」とお客さんから大好評。ランチタイムには連日満席になるほどの人気です。
「ガンビアごはんは自慢できる」と話すビントゥさん自慢のガンビア料理、早速作ってもらいました。最初に出てきたのはとは牛肉と野菜を炒めたガンビアの家庭料理『ビーフアフラ』。日本の野菜炒めにも似ていますが、味付けに独特の技があるそうです。
味付けの技のヒミツは『ショウガ』。年間を通して気温の高いガンビアでは、発汗作用のあるショウガやニンニク、コショウなどの香辛料をたっぷり使うのだそうです。生姜にマスタードを加えて味付けし、玉ねぎやパプリカなどの色とりどりの炒め合わせて完成。さて、そのお味は……?
「マスタードが効いている中に、ちょうど良い感じに生姜とニンニクが入ってくる」と村上ご満悦。日本人の口に合う味と大好評でした。来日して30年、今ではすっかり『西区のお母さん的存在』になったビントゥさん。そんなビントゥさんには、実はもう一つの顔があるとのこと。
デラメチャ気になる続きのお話。ぜひ後編にてご覧下さい。[後編はこちら]
取材先
芒種
住所:〒451-0042 名古屋市西区那古野1-35-16
お問い合わせ:052-551-8170
紹介した商品など:クリームパン…240円
コメント:去年3月オープン。看板は「ベビー用品のアオヤマ」だがお店はパン屋さん。天然酵母と国産小麦にこだわったパンはおよそ20種類。
ジョロフキッチン
住所:〒452-0822 名古屋市西区中小田井5-16
お問い合わせ:090-1725-1294
紹介した商品など:ビーフアフラ…1,650円
コメント:去年4月オープン。日本で唯一「ガンビア」料理を提供するレストラン。ショウガやニンニクなど香辛料をたっぷり使うのが特徴。
店舗情報:https://tabelog.com/aichi/A2301/A230113/23077447/
『デラメチャ気になる!』
はるな愛と村上佳菜子が東海地方の話題のスポットに出かけ、“気になる”を調査しながらぶらり街歩きする番組。Locipoでは過去の放送も配信しています。
【放送局】テレビ愛知 毎週日曜日 午後2時30分放送
【番組HP】https://tv-aichi.co.jp/deramecha/
【配信】Locipo、YouTube
※記事の内容は放送当時のものです。