アプリでも視聴可能(無料)

名鉄の運転士に完全密着!1日半で名古屋本線から竹鼻線、津島線まで計540キロを運転!驚きの運行ルートとは?『日経プレミアム 工場へ行こうIII AMAIZING FACTORY』(“名古屋鉄道”ぜ~んぶ見せますSP 中編)

名鉄の運転士に完全密着

『工場へ行こう』の大人気鉄道シリーズ第4弾は名古屋鉄道を大特集!!名古屋鉄道の全面協力の下、これまでに見たことがない驚きの映像を多数収録しました。他の鉄道工場では見られない『赤い鉄道ワールド』、必見です。

身近な商品からロケットの部品まで、ものづくりの素晴らしき世界を紹介する『日経プレミアム 工場へ行こうIII』。毎月第1土曜日の午後にテレビ愛知で放送中です。

[魅惑の『赤い鉄道ワールド』が広がる工場動画はこちら]

前編では名鉄を支える車両工場・舞木検査場に潜入取材。大きな車体が仲間たちの頭上を飛んでいく圧巻の光景が広がっていました。さらに古い車両の改造工事にも密着。匠の技や最新技術を駆使して新品以上にリフォームされる車両の姿は必見です。

[前編はこちら]

中編ではテレビ初となる『名鉄運転士への完全密着』を敢行。たくさんの路線を渡り歩く運転士さんの知られざる運行ルートに迫ります。

打ち合わせから出発までたったの5分!名鉄の運行を担う運転士に密着!

名古屋鉄道は128年前に笹島~県庁前間に最初の路線が開通。その後各地の私鉄を合併しながら路線規模を拡大し、今では20路線275駅を抱えるまでに成長しました。営業キロ数では全国の私鉄で第3位となる444キロ誇ります。


路線図

そんな多数の路線を抱える名鉄の中で、名古屋本線などを担当する乗務員のオフィスにあたるのが名鉄神宮前駅に隣接するビルにある『名古屋乗務区』。この名古屋乗務区にはおよそ300人の運転士が所属し、そのうち200人が出勤して列車の運行に当たっています。


名古屋乗務区

午前10時半に出勤してきた大橋亮介さんも『名古屋乗務区』に所属する運転士の一人。


大橋亮介さん

制服に着替えた大橋さんが最初に向かったのは、運行に必要が置いてあるスペース。そこから今日の乗務で用いる時刻表や時計、注意事項が書かれたメモ、そして列車のカギなどを用意しします。ちなみにこで取り出した時刻表は運転士専用のもの。秒数まで細かく書かれています。


時刻表や時計、注意事項が書かれたメモ、列車のカギ

必要な準備を終えた大橋さんは誰かを待っている様子。するとそこに制服を着た女性が現れました。


制服を着た女性

やってきた女性は車掌の小林加奈さん。車内アナウンスや扉の開け閉めなど行うなど、運転士の大橋さんとともに列車の運行を担います。

2人揃ったところで出勤点呼と体温測定。そして専用の機械でアルコールチェックを行います。安全運行には欠かせない大事な準備作業です。


小林加奈さん

その後、出発前の打ち合わせを終えていよいよ運行スタート。先頭と最後尾、それぞれの車両に分かれて乗車します。

到着した車両の外観の状態や、列車番号などを声に出して指さし確認。そして前の運転士との引き継ぎを15秒で終わらせるとすぐに運転台に乗り込みます。打ち合わせから出発までの時間はわずか5分。時刻表に基づいた的確でムダのない行動が安全運行を支えています。


運行スタート

広大な路線を渡り歩く名鉄運転士! 知られざる運行ルートとは!?

大橋さん、まずは名古屋本線の神宮前駅から、名鉄岐阜駅の37キロを運転。折り返して神宮前駅に戻るのかと思ったら、なんと客車に乗車しています。


運転していない

実はこれも業務の一環。大橋さんと小林さんの二人はこの後竹鼻線での運転を受け持つことになっており、次に運転する路線が出発する笠松駅へと移動するために客車に乗っていました。一日中同じ路線を行ったり来たりするのでは無く、様々な路線の運行につくんですね。

竹鼻線で往復4本を受け持った後、名鉄岐阜駅を経て名古屋本線で神宮前駅へと戻ってきた大橋さんと小林さん。その後二人が向かったのは……。


社員食堂

社員食堂でした。大橋さんが選んだのは豚肉のごまだれ焼肉がメインのA定食。とっても美味しそうです。


A定食

食事を済ませ休憩を挟んでから乗務再開。今度は先ほどとは反対に名古屋本線を神宮前駅から豊橋駅と向かいます。


神宮前駅から豊橋駅

神宮前~豊橋間を往復すると、西方面へと向かって津島線で佐屋駅へ。そこから折り返して須ヶ口駅行きの列車を運転します。午後10時半を回ってようやく到着して一日の乗務が終了。ようやく帰宅かと思いきや、大橋さんから驚きの発言が飛び出します。


須ヶ口駅で宿泊

翌日の運行に備えて一泊するスケジュールになっている二人。今日は須ヶ口駅には『合宿所』と呼ばれる宿泊施設に泊まります。


宿泊施設

ベットのみが置かれたシンプルな作りの宿泊施設。須ヶ口合宿所にはこのような部屋が20室設けられているそうです。

宿泊所で1日の乗務の疲れを癒やした大橋さんと小林さん。翌朝、始発列車に乗って神宮前駅へと戻り、早速運行乗務につきます。


始発列車に乗って神宮前駅

6時12分発名古屋本線の準急豊橋行を皮切りに、岐阜方面など6本の運転を担当し午前11時半で勤務終了。大橋さんが1日半で運転した距離を合計するとなんと540キロ!地図で見ると改めてその凄さが分かります。


540キロ

日々の安全かつスムーズな運行は、こうした形で運転士さんや車掌さんに支えられていました。

さらに続く名鉄スペシャル! 後編では出来たてほやほやの新造車両を運び入れる車両輸送大作戦の様子にもテレビ初密着しました。

新品の名鉄車両が走るのはなんとJRの線路!?鉄道会社の垣根を越えた連携プレーの様子に、日本で3ヶ所しかないレアポイントも!貴重なシーンが目白押しの後編も必見です。

[後編はこちら]

より詳しい内容は見逃し配信でぜひご覧下さい。

[Locipoにて見逃し配信中]

==========================================
【社名】名古屋鉄道株式会社
【本社】〒450-8501名古屋市中村区名駅一丁目2番4号
【HP】https://top.meitetsu.co.jp/
【Twitter】https://twitter.com/meitetsu_info (運行情報)
==========================================

日経プレミアム 工場へ行こうIII ~ AMAIZING FACTORY ~

身近な商品からロケットの部品まで、ものづくりの素晴らしい世界を紹介する『工場へ行こうIII』はテレビ愛知にて毎月第Ⅰ土曜日の午後に放送。また、Locipo、GYAO!でも見逃し配信中です。

【放送局】テレビ愛知 
【番組HP】https://tv-aichi.co.jp/koujou3/
【番組Twitter】https://twitter.com/koujouheikou
※記事の内容は放送当時のものです。

文:Swind(作家・名古屋めし料理家・ライター)
HP:https://swind758.wixsite.com/meshi
Twitter:https://twitter.com/swind_prv

日経プレミアム 工場へ行こうIII ~ AMAIZING FACTORY ~

毎月第1土曜日の午後にテレビ愛知で放送中。東海地方の『工場』には、驚きがぎっしり!

動画を見る!