今回は世界から注目される人たちがこんなにも！知立市でウワサを大調査！（後編）『デラメチャ気になる！』

はるな愛と村上佳菜子が話題のスポットに出かけ、“気になる”を調査しながら街歩きする番組『デラメチャ気になる！』。3月20日の放送では今回は世界から注目される『知立の気になる人』の下へはるなと村上が訪問しました。

『デラメチャ気になる！』動画を見る

世界のトップブランドからもオファーが届く【累計60万部の大ヒット！ 知立に住む絵本の大ヒットメーカーは2児のママ！】のデラメチャ気になるウワサは前編にて。[前編はこちら]

自らジャングルでコーヒー豆を採取！『やりすぎコーヒー店主』の人生とは！？

続いてはるなと村上が訪れたのは知立市の商店街。コーヒー業界が注目する珈琲焙煎士・松井真さんのお店を訪れます。

この商店街で松井さんが営んでいるお店が『0566珈琲製作所』。何とも意味深な店名です。

松井さんについてお客さんに聞いてみると驚きの言葉が続々と！

これまでに800種類もの豆を独自に分析したという松井さん、正に『異次元のコーヒークリエイター』です。そんな松井さんのお店には超レアな珈琲もたくさん。その中でも今回は『幻のコーヒー』とも呼ばれる『コピ・ルアック』を頂きました。

まずは挽き立てのコピ・ルアックの香りを確かめます。

「チョコレートみたい！」と驚く村上。甘さの中に香ばしさがある、独特で複雑な香りがコピ・ルアックの特徴です。そしていよいよ試飲。

酸味と苦味のバランスが取れた濃厚な味わい。お茶のようにスッキリしていながらも、苦味と香りの深さが深く残ります。濃厚でありながらサッパリとしているという幻想的な味わいにはるなと村上もうっとりです。ちなみにこのコピ・ルアックのお値段はなんと1杯2500円！

しかしこれでも一般的な相場の半額、本当は5000円から1万円もするという超高級コーヒーなんです。

インドネシアのコーヒーである『コピ・ルアック』。『コピ』はインドネシアの言葉でコーヒー、そして「ルアック」はジャコウネコという意味とのこと。ジャコウネコはコーヒーの実を好んで食べるのですが、その種は消化されずに一緒に出てきます。

つまり、ジャコウネコのフンから採取したコーヒー豆をきれいに洗って乾燥させ、焙煎などの加工をしたものが『コピ・ルアック』。体内酵素の影響で独特の風味が味わえるのだそうです。

栽培したものを摘む一般的なコーヒー豆と違い、『コピ・ルアック』は人間がジャングルに入って採取する必要があるため、入手するところから大変な手間がかかります。そんな正真正銘の『幻のコーヒー』を相場の半額以下で提供できのは松井さんのコーヒーにかける異次元の情熱があるからこそ。松井さんは『コピ・ルアック』を探すために、自ら自ら現地へと向かいジャングルへ入っていったこともあるんだそうです。その時の様子を映像で見せてもらいました。

トバ湖近くのジャングルに入り、崖を降りたり道が無いところを進んで、木のふもとでようやく『コピ・ルアック』のモトを発見。

こうしてインドネシアに直接出向き農園を訪ね歩くことで独自にルートを開拓し、相場より安くコーヒーを提供できるようになったと松井さんは話します。そこまでして松井さんが稀少なコーヒー豆を手に入れているのは「コーヒーで人々に感動と驚きを味わってもらいたい」という想いから。その情熱はまた別の形にも昇華。なんと、オリジナルでとんでもないコーヒーを開発してしまったそうです。コーヒークリエイターの松井さんが起こしたコーヒーの革命がこの「ハイブリッドコーヒー」。

ラベルに「ワイン、ジン、ラム」とあるようにお酒と組み合わせたコーヒーです。このハイブリットコーヒーは焙煎する前の生豆にお酒を漬け込んでから乾燥させて加工したもの。そうすることでお酒の香りとうま味をコーヒーに閉じ込めることに成功したのだそうです。

コーヒーは収穫してから何週間もかけて乾燥させて生豆にするもの。手間暇かけて乾燥させた豆を液体に漬けることは本来は絶対にタブーです。しかし、松井さんはあえてそのタブーに挑戦。その大胆な製法はコーヒー業界からたちまち大注目となり、自動販売機でよく見かける日本の大手飲料メーカーが軒並み買っていったそうです。掟破りの方法から生まれた業界で話題沸騰のハイブリットコーヒー。はるなと村上も試飲させて頂きます。

「ワインいる！！」と驚きの村上。ワインの風味とコーヒーの風味がすごい良いハーモニーで合わさったその味わいに二人揃って驚きの表情を見せていました。他にも日本酒と融合させた「和酒」や西尾市の酒蔵とコラボした甘酒珈琲など、オリジナリティあふれる珈琲を次々と開発しています。

開発の過程ではかなりの苦労もあったとはなす松井さん。お酒は数えきれないくらい飲んで、高級な貴腐ワインも無駄にしてしまったこともあったそうです。ちなみに店名についた「0566」は知立の市外局番。ここから発信していきたいという松井さんの想いが込められています。コーヒーにかける松井さんの情熱、きっといつか世界中に届くことでしょう。

取材先

0566珈琲製作所（ぜろごーろくろくコーヒーせいさくしょ）

住所：〒472-0011　愛知県知立市昭和1丁目12-4
お問い合わせ：0566-95-2810
紹介した商品など：コピ・ルアック…2,500円　ハイブリッドコーヒー各種…600円　※「ワイン」「ジン」「ラム」コルクボトル入り（150g）…2600円
※「和酒」コルクボトル入り（150g）…3800円　２人が飲んだのは「ワイン」　甘酒珈琲1本…2000円
コメント：2017年オープン。オーナー松井真さんが自らインドネシアのジャングルで採取した「コピ・ルアック」は、ジャコウネコのフンとして知られる超高級コーヒー。また、コーヒー生豆をお酒に漬け込み、風味をつけた「ハイブリッドコーヒー」を開発。大手飲料メーカーも注目するコーヒーとして話題。

『デラメチャ気になる！』

はるな愛と村上佳菜子が東海地方の話題のスポットに出かけ、“気になる”を調査しながらぶらり街歩きする番組。Locipoでは過去の放送も配信しています。

【放送局】テレビ愛知　毎週日曜日　午後2時30分放送
【番組HP】https://tv-aichi.co.jp/deramecha/
【配信】Locipo　YouTube　
※記事の内容は放送当時のものです。