長年地元から愛さる温かく優しいパン屋さん「池下ベーカリーrico(リコ)」の人気の秘密とは?前編『パンを訪ねて三千里』
愛知県内にある様々なパン屋を訪ね歩き、そのお店の特徴や人気商品を紹介する「パンを訪ねて三千里」。今回は甘いパンから総菜パン、食パンと豊富な種類のパンが並び、長年地元の人たちから愛されている町のパン屋さん、名古屋市千種区にある「池下ベーカリーrico(リコ)」をご紹介します。
長年愛され続けている町のパン屋さん「池下ベーカリーrico」
池下の地で長年地元の人たちから愛されている町のパン屋「池下ベーカリーrico」。煉瓦造りの可愛らしいお店の中に入ると、甘いパンから惣菜パン、食パンまで様々な種類のパンが並んでいます。どれもとっても美味しそうです。
25年続いたコルクというパン屋さんを受け継ぎ、2015年にricoをオープンしたのは、オーナーシェフの安藤航也さん。お店の名前が変わってからも、パンを買いに来てくれる常連さんが多くいるそうです。
安藤さんが目指すのは、近くに住む人たちに毎日通ってもらえるような「町のパン屋さん」。「パンづくりの基本の部分をしっかり忠実に守って、余分なものは使わずに、時間はしっかりかける」ことをいつも頭に置いて、毎日食べても食べ飽きないようなパン作りをしています。
基本に忠実な「マイルド食パン」が一番人気
お店の一番人気は「マイルド食パン」。
朝ご飯、お昼ご飯、おやつといったどの時間帯に食べても、どんな食べ方をしても美味しく食べられることを目指して作られたシンプルな食パン。基本に忠実でクセが無く毎日食べても飽きがこない食パンは、前のお店の時から引き継いで作っている長年の人気商品です。
番組スタッフが見つけたお店の一押しポイント
スタッフが見つけた最初の一押しポイントは「愛知県産小麦ゆめあかり」。地産地消を大事に考え、愛知県産の小麦「ゆめあかり」を使ったパンがお店には並んでいます。特に小麦の名前がそのまま付けられた食パン「ゆめあかり」には、ゆめあかり小麦を100%使用。卵も乳製品も入っていないため、ゆめあかり本来の風味が最も感じられるパンとなっています。
2つ目のポイントは「可愛い雑貨」。作家さんが作った多くの雑貨も販売中。店内には可愛らしい手ぬぐいやアクセサリー、手作りマスクが並んでいます。特に手作りマスクは一時期パンと同じくらい売れていた人気商品。ここで注目されてお店を持った作家さんもいらっしゃるとのことでした。
3つ目のポイントは「手作りクッキー」。バターがしっかり利いた昔ながらの手作りクッキーも販売中。30年以上にわたって同じレシピで作られている、懐かしさを感じるクッキーです。
「やっぱり焼きたてが並んでるお店で、その香りだとかその楽しんでいただきながら自分の好きなもの見つけていただく、そういう楽しみがパン屋さんの本当の楽しみなんじゃないかなと思うんです」と話す安藤さん。時に優しく、時には厳しく声をかけてくれる常連さんたちに囲まれながら、今日も美味しいパンを焼き続けています。
温かく優しい雰囲気で地元の人に長く愛されている「池下ベーカリーrico」さん。ますます期待が高まります。
池下ベーカリーrico
名古屋市千種区高見2-12-14吉井ビル1F
番組では最寄駅からの詳しい行き方もご紹介しています。
パン好きの皆さん、ぜひ足を運んでみてください。
『パンを訪ねて三千里』
【放送局】テレビ愛知
【配信】https://locipo.jp/creative/f4d623ae-6726-4f90-900e-87f7ee24658e?list=048167ee-5b1f-41c2-9a4e-175927a33c5e
※記事の内容は放送当時のものです。