ハード系パンがズラリ！天然酵母で作る安心安全パン屋さん「rencontre.」の人気の秘密とは？（前編）『パンを訪ねて三千里』

2021年04月21日

愛知県内にある様々なパン屋を訪ね歩き、そのお店の特徴や人気商品を紹介する「パンを訪ねて三千里」。今回は天然酵母で作る安心安全のこだわりパンが食べられるお店、名古屋市千種区にある「rencontre.（ランコント）」をご紹介します。

住宅街に佇むオシャレで美味しいパン屋さん「rencontre.」

天然酵母で作る安心安全のこだわりパンが食べられると評判のパン屋さん「rencontre.」。落ち着いた雰囲気の店内には、フランスパンやドイツパンなどのハード系のパンを中心に、幅広い種類のパンが並んでいます。どれもとっても美味しそうです。

豊富な知識と経験を活かし様々なパンを焼き上げているのはオーナーシェフの山田正守さん。長年パン作りに関わってきたベテランの職人です。

パン作りへのこだわりは「安全安心」。「自分の子供や孫にそのままはいどうぞとあげられるパン」を作るというのを根底の考え方としていらっしゃるそうです。
材料を厳選するのはもちろん、産地なども気にかけて「自分が大丈夫」というものを選んでいるとのこと。厳選した国産小麦を使い、無添加で安心安全なパンを作り続けています。

こだわりの独自製法で作られる「ロッケンブロート」が看板商品。

お店の看板商品は「ロッケンブロート」。ほのかな酸味が楽しめるライ麦100％のドイツパンです。

ライ麦パンは独特な酸味が特徴なのですが、酸味が強すぎるパンは山田さんの好みではないとのこと。そのため、通常では4～5日間かけて作るライ麦パンの酵母「サワー種」の発酵を3日で止めることで、酸味を抑える工夫をしています。この独自の製法で作ったサワー種とバルサミコ酢を使うことで、まろやかな酸味のライ麦パンに仕上げています。

番組スタッフが見つけたお店の一押しポイント

スタッフが見つけた最初の一押しポイントは「ハード系のパン」。お店にはバリエーション豊富なハード系のパンが並びます。ハード系のパン好きにはたまりませんね。

2つ目のポイントは「安心安全のパン」。お店で作られているのは、厳選された国産小麦と無添加にこだわったパン。乳製品や卵を使っていないパンもあるので、アレルギーが心配な人や健康志向の人でも安心して食べられるパンが並んでいます。

3つ目のポイントは「グリーンコーヒー」。焙煎されていない生豆から作ったグリーンコーヒーもお店では販売中。グリーンコーヒーにはポリフェノールがたっぷり含まれており、脂肪燃焼や生活習慣病予防に効果があるとして今注目されています。お店で今一押しのコーヒーです。

「結構癖のあるパンを作っているのですが、それをものすごく気に入ってくれるお客様がいて、美味しいねと言ってもらえたり、お客様の方からこれはこうして食べてるんだよとか食べ方を教えてもらったりするのがものすごく嬉しい」と話す山田さん。ヨーロッパのパンをベースとしながら、惣菜パンなどラインナップを増やしていきたいと考えているそうです。独自のパンを作り続けさらに進化していく「rencontre.」さん。ますます期待が高まります。