有名店の店主も直指名！美味しい魚は日間賀島のスゴ腕漁師「マサオくん」に頼むのがあたりまえ ＆ 東海市民が愛する「東菜館」は料理も夫婦もアツアツなのがあたりまえ！

愛知県民でもほとんど知らない＆知らなきゃ損する『地元のあたりまえ』を大公開！
「千原ジュニアの愛知あたりまえワールド」は得する、行きたくなる、誰かに話したくなる、明日からあたりまえにしたくなる新仰天間違いナシの県民特化型バラエティ番組です。

【番組を見る】地元の人も知らない！愛知のあたりまえを大公開！

所変われば品変わる。同じ愛知県の中でも市区町村ごとに全然違う仰天の風習やサービス、グルメ、スポットがたくさん！南知多町・日間賀島では、有名店の料理人が美味しい魚が欲しい時に指名する素潜り漁師「マサオくん」のスゴ技に仰天！さらに東海市では、街の人たちに愛される中華料理店「東菜館」の料理と夫婦のWアツアツっぷりに密着しました。

有名店の店主も直指名！日間賀島の「マサオくん」に頼めば最高の魚が手に入るのがあたりまえ！？

南知多町の先端に位置する日間賀島はフグやタコをはじめとした海産物が豊富な島。そんな日間賀島で暮らすたくさんの漁師さんたちから一目置かれているのが「マサオくん」こと、坂口政夫さんです。

日間賀島には現在13名ほどの素潜り漁師が活躍。恵まれた海に潜り、大アサリやアワビ、ミル貝などの漁を行っています。

そんな中で坂口さんが一目置かれている理由は40年以上素潜り漁を続けている大ベテランの漁師であることに加え、「島で唯一モリで魚も突く」素潜り漁師であること。しかも、魚を獲るのは注文を受けてから！依頼があった魚をオーダー通りにドンピシャで獲るという超スゴ腕ハンターなんです。

この日は半田市にある有名割烹料理店「蔵の味」の店主・鈴木孝剛さんから「クロメバル」が欲しいとの依頼が入りました。一般的なメバルよりも大きく味が良いというクロメバルは市場にはなかなか出回らない稀少な魚。「鮮魚店にも頼むけど、欲しい時にあるとは限らない」と鈴木さんは話します。

そんな鈴木さんが頼りにしているのが「マサオくん」こと坂口さん。特別な注文が入った時などは「困ったときの神頼み」として、神級の腕前を持つ坂口さんに依頼するのだそうです。

依頼を受けた坂口さんは船に乗って漁場へ。他の素潜り漁師が全員大アサリを採っている中、モリを片手に知多の海へと潜ります。

クロメバルがよくいるのは海底4mの岩場の隙間。そして見つけるやいなやモリを一閃！一発で見事に仕留めました。

気配を感じ取られやすい昼間でも、次々とクロメバルを突く坂口さん。普通に突くだけでも大変な中、坂口さんはただ突くだけではなく出来るだけ身にダメージが入らない場所を的確に狙って仕留めていきます。

さらに、突いた魚はモリの先端を使ってすぐに締めるのが坂口さんの鉄則。突いた時点で締めることで血が流れて興奮しないため、肉質の良い状態を保つことができるんだそうです。

この日は依頼30分ほどでクロメバル6匹に黒鯛1匹をゲット。先輩である父から教わったことを忠実に守りながら素潜り漁を続けている坂口さんの魚の美味しさが評判を呼び、いつしか有名店の店主から直接注文が入るようになりました。

もちろん日間賀島の人たちも坂口さんの力を頼りにしています。「アイランドホテル浦島」のオーナー・加藤善隆さんから依頼されたのは2～3kgクラスの大きな天然マダイ。サイズが大きくなるほど警戒心が強くなるマダイを素潜りで獲るの超高難度です。

海底の砂を巻き上げる島の伝統漁法を駆使してマダイをおびき寄せる坂口さん。マダイは一度逃げると二度と近づいてこないため、モリを突けるのは一発限りです。マダイを見つけた坂口さんがここぞというタイミングでモリを突くと……！？

一撃必中！マダイに気づかれる前に見事モリを急所に命中させました。

この獲れたのは2.5kgクラスの立派なマダイ。海中と船の上で素早く手当して最高の状態を保ったまま依頼主の元へと運びます。そのマダイを確認した加藤さんはもちろん大喜び！ 二人の間に交わされる「じゃあ、また頼むな」の一言が、信頼を何よりも物語っています。

東海市民が愛する街中華「東菜館」は料理だけではなく夫婦もアツアツなのがあたりまえ！？

東海市にある「中華料理 東菜館 純ちゃん」は街の人たちに長年愛されてきた街中華。「汗がとまらない」と言われるほど何でもアツアツで出てくることで評判のお店です。

お客さんの多くが注文する人気ナンバーワンメニューが「カイコーハン」。鶏の唐揚げを数種類の唐揚げを火柱が上がる中華鍋でさっと煮込んでからたっぷりのあんに絡めてご飯に載せた超アツアツ中華です。

旨味と熱をたっぷりと閉じ込めたアツアツのカイコーハンを頬張ればお客さんの誰もが思わずハフハフ。火傷しちゃうぐらいの熱さでも「お口に入れた瞬間が美味しい」と大評判です。ボリューム満点なのに840円という値段も魅力の一つです。

「中華料理は何でもアツアツ」と話す店主の中原純一さんが作る料理は全部アッツアツ
そのためお店のメニューには一見さんには危険とまだ言われるカイコーハン超えの極アツアツメニューあるそうです。

そのメニューが「五目うま煮そば」。カイコーハンの1.5倍のあんを焦げるギリギリまで熱した、まさに最強アツアツ中華です。

試しに温度計で測ってみると78.8度と温泉玉子が出来るレベルの温度。しかもしっかりととろみのついたあんかけになっているので、時間がたってもほとんど冷めることがありません。これだけアツアツならば、麺をズズーッとすすった後にビールの大ジョッキをグイッと傾けるのもあたりまえですね。

そんなアツアツ中華で評判な「東菜館」で、料理以上にアツアツなのが店主の純一さんと女将さんの綾子さんご夫妻。小学校時代の同級生でずっと一緒にいるお二人は、69歳になった今もお客さんやご夫婦の前でもすぐに手を繋いでしまうほどラブラブのアツアツぶりです。

店主夫婦のアツアツっぷりはもはやパワースポット級となっており、新婚間もないカップルも足を運ぶほどなんだとか。常連客のご夫婦も手を繋いで仲良くお店へ。「行ってきますのチュー」もあたりまえなんだそうです。

アツアツ中華とアツアツ夫婦が名物な「東菜館」に行けば、寒い冬でも身も心もアッツアツになるのがきっとあたりまえです。

※記事の情報は放送日時点のものです。

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【放送局】テレビ愛知　
【番組HP】https://tv-aichi.co.jp/atarimaeAICHI/

※記事の内容は放送当時のものです。

▼取材先情報

中華料理 東菜館 純ちゃん
HP：https://www.nfutokaipro.com/tosaikan