看板商品は累計販売個数14億個以上!「モスバーガー」で埋もれメニューを調査!「ダブルハンバーガー」が埋もれた理由はメニュー表?『チャント!』
人気店のなかなか注文されない“埋もれメニュー”を、名古屋よしもと所属の中山真希さんが全力で調査!今回は、ハンバーガーチェーン業界2位の「モスバーガー」。国内チェーン全店の売上高は5年連続で更新中!絶好調のモスバーガーのなぜか埋もれている、魅力たっぷりの商品を調査しました。
冬シーズンだけで1000万本売れる「モスチキン」!
モスバーガーの魅力のひとつは“超新鮮な野菜”。使っている生野菜はすべて国産。トマトやレタスは、店舗で玉の状態で仕入れ、店ごとでカットするというこだわりぶり。バンズの代わりにレタスで具材を挟む「モスの菜摘ロースカツ」のような斬新な野菜まみれのバーガーが楽しめるのは、モスバーガーならでは!
冬の時期に売上げが急上昇するのが、クリスマスの定番「モスチキン」。米粉入りのサクサク衣と醤油の風味が香ばしいチキンです。2023年度は、冬シーズンだけで1000万本以上を販売。モスストアカンパニー西日本支社アシスタントスーパーバイザー・宋鈺皎(そうぎょくこう)さんによると、2023年は12月だけで、800万本売れたのだとか!
不動の王者「モスバーガー」は累計販売個数14億個以上!
まずは、人気メニューBEST3を紹介。第3位は「新とびきりチーズ~北海道チーズ~」。最大の特徴は国産牛100%使用のパティ。通常の1.6倍サイズとボリューム満点です。北海道産のゴーダやチェダーをブレンドしたチーズと、和風バーベキューソースが相性抜群。
第2位は「テリヤキバーガー」。醤油と味噌をベースにココアパウダーなどで深みを加えたテリヤキソースが、やみつきになると人気。実は、ハンバーガーチェーンで、テリヤキバーガーを初めて発売したのはモスバーガーです。
第1位は「モスバーガー」。累計販売個数14億個以上の不動の王者!人気の秘密は、トマトの酸味、肉のうま味とコクが詰まったこだわりの和風ミートソースです。宋さんによると「ミートソースが残ったら、ぜひポテトをつけて食べてください」とのこと。
“焼きおにぎり”の方式で作る崩れないライスプレート!
それでは、埋もれメニューの発表です。第3位は「モスライスバーガー 海鮮かきあげ(塩だれ)」。バンズにライスプレートを使ったモスバーガーならではのメニュー。
埋もれ理由は「ハンバーガー=パン」のイメージが強いから。宋さんによると、一定数のファンはいるが、どうしても“米”が重たいというイメージがあるのだとか。
しかし、食べないのはもったいないお店のこだわりが詰まっています!最大のこだわりはライスプレート。ライスは成型が大変で、試行錯誤の末、表面に醤油を塗って焼き固める“焼きおにぎり”の方式で、型崩れせずおいしさをキープできるライスプレートが完成。そこに挟むのは薄めの衣で揚げた海鮮かきあげ。衣が薄いので意外とあっさりとしていて、塩だれとの相性も抜群です。
肉汁パンパンの「チリドッグ」!
第2位は「チリドッグ」。肉汁がたっぷり出てくるソーセージに、ピリ辛のチリソースがおいしい一品です。
埋もれ理由は「やはりドッグよりハンバーガーが人気」だから。さらに、宋さんによると、ドッグ系の中でも、辛い物が苦手な人はチリドッグを選ばず、辛い物が好きな人はより辛い「スパイシーチリドッグ」を選んでしまうため、ますます埋もれてしまっているのだとか。
しかし、お店のこだわりは半端ない!桜のチップで燻されたソーセージをボイルすることで、肉汁がパンパンに入っています。そのソーセージを、あえて切れ目部分だけに焼き目をつけ、香ばしさもプラスしたフワフワのパンに挟みます。程よくスパイシーなチリソースをかければ、ちょっとだけ刺激が欲しい人にピッタリのチリドッグに!
“ダブル”アイコンを見つけて!肉のうまみが詰まった「ダブルハンバーガー」!
第1位は「ダブルハンバーガー」。シンプルなパティが2枚入ったダブルハンバーガー。お肉本来の味を楽しむには、もってこいの一品です。
埋もれ理由は、“埋もれあるある“の「メニュー表の影響」!実は、ダブルハンバーガーの写真はメニュー表にはなく、「ハンバーガー」の枠に小さな”ダブル“アイコンで表示しているだけ!
しかし、埋もれるのはもったいないお店の自信作。肉の粒感を残し、ふっくらと焼き上げたパティをダブルで楽しめます。
食べてみたら、おいしさに驚くこだわりのメニューの数々。皆さんも一度、試してみては?
CBCテレビ「チャント!」2024年12月12日放送より