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日本一に6回も輝く強豪ボート部!でも“部活動削減”の波…来たれ新入部員!岐阜県立恵那高等学校 ボート部

 岐阜県立恵那高等学校。普通科と理数科があり、スーパーサイエンスハイスクールの指定を受け、生活に役立つ様々な研究をしています。

 この学校にあるボート部は創部して59年。長い歴史の中で日本一に6回も輝く強豪です。しかし部員の減少に悩んでいるということで、今回お笑いトリオ・パンサーの向井慧さんが“向かい”ました!


丸山さん(2年):
「学校で部活動少なくする話があって、人数少ない所から減らしていくじゃないですか…」

 多い時には40人以上いたものの、現在14人で活動するボート部。部員の皆さんによると、教員の働き方改革による部活動削減の波がボート部にも押し寄せているのだそうです。


 在校生や来年の新入生にボート部の魅力を伝えるため、向井さん自ら練習を体験することに。到着した練習場は、岐阜の名所『恵那峡』。

パンサー向井さん:
「あっ、めっちゃいい所じゃん!すごくいい、こんな素敵な景色の所で練習できるのか」


丸山さん(2年):
「たまに土産物店の方が五平餅を“差し入れ”って言って、下さいます(笑)」

 部活動の環境は抜群。それでも部員が増えない理由について部長に聞いてみると…?


神尾さん(2年):
「この辺の塾とかで『ボート部に入ると勉強ができなくなるよ』ってすごく脅されるんです(笑)。誇張し過ぎな感じです」


 着いた施設の中には大きなボートがズラリ。全長約14m、重さ約58kgの5人乗りボートで練習します。5人がかりで持ち上げ、水面にゆっくり下ろしますが…。

パンサー向井さん:
「あ~、ボート持ってくるだけでなかなか力仕事ですね…」

 早くも消耗気味な向井さん。不慣れなため救命胴衣をつけてボートへ。


パンサー向井さん:
「離岸します…はやっ!速いねぇ!」
 5人乗りは女子で最高速度約18キロ。向井さんが漕がなくても颯爽と進みますが、オールを使ってみると…。


パンサー向井さん:
「うわっスゴいね、体が持ってかれる。これタイミングが合わないとマジで無理だね!オールぶつかっちゃうもん。(漕ぎながら…)腕が!腕が~!」

 しかし30分練習をすると、次第に向井さんと部員たちとの息が合ってきます。


丸山さん(2年):
「最後、合いませんでした?」

パンサー向井さん:
「合ったよね!オレも感じてた。やっぱり一緒に漕いでてタイミング合ってると楽しいね」


 ボートを引き上げて練習終了かと思いきや、ボートを漕ぐ感覚で筋力トレーニングができるエルゴメーターを使い、練習は続いたのでした。
 すっかり日も落ちた練習後、1年生の鈴木くんに入部の理由を聞いてみると…?


鈴木くん(1年):
「1番は筋肉をつけるためです」

パンサー向井さん:
「(腹筋を見て…)すごい、めっちゃ割れてる!筋肉をつけたいなっていう子はお勧めだね」

 そして、ボート部に入って良かったことについても聞いてみると…?


神尾さん(2年):
「部員の仲がすごく深まります。全く同じ動きをするっていうスポーツは他にないので」

山田さん(2年):
「ボートに乗りながら、遊覧船の観光客に手を振れます(笑)」


 このボート部では月に1回、体験会を開催し新入部員の獲得を図っています。そこで向井さんからアドバイスが…。


パンサー向井さん:
「オレさっき思ったんだけど乗ってると迷惑かけてるっていう気持ちになるの、だから『大丈夫だよ、最初はみんなそうだから』とか言って欲しい(笑)そういうの大事かもしれない」

 部員不足に悩む中、一生懸命練習に励む部員たち。今回、向井さんが感じたこととは…?


パンサー向井さん:
「漕いでて、みんなで合った瞬間は本当に気持ちよかったです。そういう所を感じてもらえると、多分ボートの魅力にどんどんハマっていくんだと思います。ぜひ新入生の皆さんとか、ボート部で体験をしてみてください!」

 恵那高校ボート部の皆さん、ありがとうございました!

いざ学校に向井ます

向井くんが東海地方の高校に行き、ユニークな部活動や授業を体験!生徒や先生と交流し、その学校ならではの“リアルな高校生活”を紹介します。

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